研究課題/領域番号 |
10770015
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
生理学一般
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
立石 憲彦 愛媛大学, 医学部, 助手 (90236555)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1998年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 微小循環 / 酸素放出速度 / 脳組織 / デキストラン / 画像処理 / 組織酸素分圧 |
研究概要 |
1.微小血管内酸素飽和度測定装置で複数の場所の酸素飽和度を測定するとともに、血流速度測定装置をもちいて赤血球流速、画像処理装置を用いて血管直径を測定し、これらの測定をもとに人工流路からの酸素の放出速度を計算した。 2.脳表面の微小血管を、複数の干渉フィルターを切り換えながらビデオカメラで撮影し、それぞれ別の画像として画像処理装置に記録した。記録された画像に対してヘモグロビンの吸光度を計算した後、干渉フィルターの波長に応じて画像間で演算をおこなうことにより、血管内を流れている血液のヘモグロビン濃度、酸素飽和度を2次元イメージとして得ることができた。 3.血管近傍の脳実質組織内にニードルpO_2電極を顕微鏡下で刺入し、生体酸素分圧測定装置で脳組織内の酸素分圧を測定した。 微小血管内酸素飽和度測定装置と血流速度測定装置をもちいて人工流路からの酸素の放出速度を計算することができ、デキストランによる集合形成が、酸素放出速度を低下させることを明らかにした。また、脳表面の微小血管を複数の干渉フィルターを切り換えながらビデオカメラで撮影・保存した。保存した画像間で演算をおこなうことにより、血管内を流れている血液のヘモグロビン濃度、酸素飽和度を2次元イメージとして得ることができた。血管近傍の脳実質組織内にニードルpO_2電極を顕微鏡下で刺入し、生体酸素分圧測定装置で脳組織内の酸素分圧を測定した。
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