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脳・神経系における新規受容体型グアニル酸シクラーゼの検索とそのリガンドの同定

研究課題

研究課題/領域番号 10770057
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 医化学一般
研究機関国立循環器病センター

研究代表者

岡野 一郎  国立循環器病センター研究所, 生化学部, 室員 (30300974)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードサイクリックGMP / グアニル酸シクラーゼ / 生理活性ペプチド / 脳・神経系
研究概要

脳・神経系における新たな生体内情報伝達メカニズムを明らかにするため、細胞内サイクリックGMPをセカンドメッセンジャーとする生理活性ペプチドの受容体の検索を行った。グアニル酸シクラーゼ(GC)の酵素触媒領域は種間での相同性が高いことから、既知の受容体型GCである心房性ナトリウム利尿ペプチド(ANP(atrial natriuretic peptide))受容体GC-A,Bの触媒領域をプローブに、塩基配列の相同性からハイブリダイゼーション法及びPCR法による検索を行った。まずヒト脳と胎盤より遺伝子ライブラリーを構築し検討したところ、複数の(約100個)の陽性クローンを得ることができた。それらの構造を明らかにするため塩基配列を決定したところ、既知のGCは含まれていたものの、新規のGC領域をコードしているクローンは認められなかった。そこでGCの組織における発現量が少ないことも考慮しヒトのゲノム遺伝子ライブラリーを構築し上記と同様に解析を行った。その結果、既知GCと共に新たなGCをコードしているクローンを単離することに成功し、GC-Xと名付けた。ノーザンブロット法によりGC-Xの組織での発現分布を解析したところ、発現量は低いものの解析した臓器のなかでは、脳に比較的多く検出された。現在そのcDNA及びゲノムの全遺伝子構造の解析を行っている。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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