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悪性黒色腫細胞におけるシグナル伝達系の活性化と走化誘導、抑制因子についての検討

研究課題

研究課題/領域番号 10770400
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関浜松医科大学

研究代表者

八木 宏明  浜松医大, 医学部附属病院, 助手 (20242779)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
研究概要

悪性黒色腫細胞(MM)におけるシグナル伝達系の活性化と走化誘導,抑制因子についての検討
1) MMにおける走化誘導,抑制因子の研究
低活動性の悪性黒色腫において変異ras遺伝子の組み込みによるras蛋白の活性化および数種の刺激因子によるcPLA2の活性化が走化を誘導することを示した。さらにbFGF,endothelin-1,IGF-1が走化を誘導することを見出した。
2) シグナル伝達機構とMM細胞の走化についての研究
低活動性MMの走化は調べた数種の因子に対して正常メラノサイトとほぼ同様の反応を示した。これらの因子がシグナル伝達機構に与える影響をcPLA2活性を測定し調べたところ走化誘導因子がcPLA2活性を介するシグナル伝達機構を活性化することがわかった。
3) 細胞走化と細胞接着に影響を与える因子についての研究
MM細胞の走化,転移を検討する上で細胞detachmentとattachmentを誘導する因子の検討は重要である。MM細胞にたいして走化誘導性に働く因子でとくにendothelin-1が培養条件によりdetachmentを誘導することを見出した。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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