研究課題/領域番号 |
10770439
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
放射線科学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
木村 裕一 東京医科歯科大学, 生体材料工学研究所, 助教授 (60205002)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 1999
|
研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
|
配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
|
キーワード | PET / 核医学 / パラメトリック / 医用画像 / 動態解析 / コンパートメントモデル / パリメトリック / モデル |
研究概要 |
前年度において確立した、2-コンパートメント-2-パラメータモデルを対象とした本手法を、今年度は3-コンパートメントモデルへ拡大した。 3-コンパートメントモデルにおいては、組織放射能曲線(tTAC)の形状を決定するパラメータは、k_2,k_3の二つとなることから、tTACの特徴付ける2種類のRを実データから算出することによって、クラスタリングを行った。 その結果、人脳のFDGについて、妥当なパラメトリック画像を2分程度の計算時間で作成することができた。また計算機シミュレーションによれば、本手法は通常のROIを用いた動態解析とほぼ同等の推定精度を有することが判った。 3-コンパートメントモデルは、PETにおける典型的な放射性薬剤であるFDGを記述する動態モデルであり、これへの適用の拡大は、本手法の実用性を高めるものである。
|