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超高磁場MR装置を用いたプロトンスペクトロスコピーに関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 10770440
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関新潟大学

研究代表者

大久保 真樹  新潟大学, 医学部, 助教授 (10203738)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードMRS / プロトンスペクトロスコピー / 3テスラ / MRスペクトロスコピー / 高磁場 / 核磁気共鳴 / NMR / 磁気共鳴スペクトロスコピー / 超高磁場
研究概要

昨年度,超高磁場(3テスラ)MR装置用のプロトンスペクトロスコピー測定シーケンスに改良を加えた.このシーケンスを用いてヒト脳におけるスペクトルの測定を試みたところ,従来のMR装置(〜1.5テスラ)では測定が難しい小さな領域におけるスペクトルを比較的短時間で測定することができた.観測されたスペクトルのピークはCholine,Phosphocreatine/Creatine,N-acetylasparate等の信号であり,Glutamine/Glutamateと思われるの信号も観察される場合があった.部位によりスペクトルパターンが異なっており,生化学的な状態や代謝及び組織構成などに差があるものと考えられた.またスペクトルの測定手順を一連の命令(マクロ)にまとめ簡易化することにより,測定法の確立を図った.
測定したスペクトルデータの処理・解析を行うためにデータをフォーマット変換・転送し,広く普及しているパーソナルコンピュータ(PC)を用いて別途に処理を行う簡易なシステムをこれまでに作成した.このシステムを用いたところ,ヒト脳におけるスペクトルを容易に処理・解析することができ,スペクトルピーク位置や面積等を求め半定量的な評価が可能となった.一連の操作は非常に簡単であり,プログラムの変更なども容易である.PCを利用していることから汎用性が高く,データベースの構築や他のMR装置で測定したスペクトルデータとの比較などにも有用である.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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