研究課題/領域番号 |
10770482
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
精神神経科学
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研究機関 | 滋賀医科大学 |
研究代表者 |
柏 淳 滋賀医科大学, 医学部, 助手 (10301227)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / プレセニリン / Crk / プレセフィリン |
研究概要 |
家族性アルツハイマー病の病因遺伝子として、プレセニリン(PS)の発見は大きな意義があったが、その生理的意義は未だ明らかでない。われわれは以前に、マウス脳ライブラリからYeast two hybrid法によりPS結合蛋白であるプレセフィリン(PSP)をクローニングした。これまでにPSPは6084塩基、2027アミノ酸からなる非膜結合性蛋白であること、脳特異的発現を示し、細胞質に発現していること、Src Homology 3(SH3)およびSH3結合ドメインを持つこと、免疫共沈降法によりPSのみならず、チロシンキナーゼ情報伝達系のアダプター蛋白であるCrk蛋白とも結合することなどを示し、PSおよびPSPのチロシンキナーゼ情報伝達系との関連を検討してきた。今研究では、ヒト脳ライブラリを用いてのプラーク・ハイブリダイゼーション法およびクロンテックMarathon-Readyヒト脳cDNAを用いた5'-RACE法を併用して、PSPのヒト・カウンターパートのクローニングを行った。得られたクローンはcoding regionが6093塩基で2030アミノ酸からなり、マウスのものと同様に5'末端に1つのSH3ドメイン、3'末端に2つのSH3結合ドメインを持つことが明らかとなった。マウスとのホモロジーはDNAで91.4%、アミノ酸で97.9%であった。このcDNAを手がかりにゲノムクローニングを行っており、現在進行中である。
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