研究概要 |
1)抗 Apaf-1 抗体の作製;ヒトApaf-1 のアミノ酸配列を基にペプチド合成を行い、作製したペプチドでウサギに免疫し、抗Apaf-1ポリクローナル抗体を得た。アルツハイマー病患者および正常対照者の脳切片を用いて、作製した抗Apaf-1抗体、市販の抗Bcl-2,Bcl-x,Bax,p53抗体、抗βアミロイド抗体で免疫組織染色、TUNEL染色を行った。アルツハイマー病患者の脳での発現と分布の相関関係を光顕的に観察し、正常対照者の脳と比較、検討した。 2)in situハイブリダイゼーション;ヒトApaf-1のmRNAに対するプローブとして、合成したオリゴヌクレオチドを用いた。これらのプローブを用いてアルツハイマー病患者および正常対照者の脳切片で、in situハイブリダイゼーションを行った。 1)2)の結果については解析し、投稿準備中である。 3)ラジオイムノアッセイシステムの確率;作製した抗Apaf-1抗体を用いたラジオイムノアッセイシステムの条件設定を検討中である。
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