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ヒト食道扁平上皮癌に対する新しい治療体系の開発 -VEGFアナログを用いて-

研究課題

研究課題/領域番号 10770634
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 消化器外科学
研究機関東京歯科大学

研究代表者

石 志紘 (石 志絋)  東京歯科大学, 歯学部, 助手 (90255472)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワード食道扁平上皮癌 / VEGF / VEGFアナログ / 腫瘍血管新生
研究概要

最近の諸家の研究報告により,VEGFの代表的レセプターであるflt-1,KDR/Flk-1の7つのIg like細胞外ドメインのうち,第2Ig likeドメインがVEGFとのリガンド結合に重要な役割を果たしていることが分かってきた.しかし,VEGFのどの部分がレセプターとの結合に重要なのかということは未だ明らかではない.
そこで,分子量38.2kDaの,Recombinant Human VEGF_<165>を入手し,これをトリプシンとキモトリプシンの2種類の蛋白分解酵素を用いて分解,比較的大きなペプチド断片化し,peptide mapを作製,各々のアミノ酸配列をamino acid sequenatorを用いて解析,ライブラリー化し,これらを元にVEGFアナログの作製を試みている.
VEGFは主に8つのexonから構成されていることが知られているが,このうち生体的におけるリガンド活性に深く関与していると考えられているexon 7に着目し,それと類似構造を持つポリペプチドを現在合成中である.
今後,精製したポリペプチドを用いて,VEGFのレセプターであるflt-1,KDR/Flk-1との結合能を調べるとともに,in vivo,in vitroでのリガンド活性を引き続き解析していきたいと考えている.

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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