研究課題/領域番号 |
10770695
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
脳神経外科学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
大脇 和浩 帝京大学, 医学部, 助手 (60297124)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 砂ネズミ / 全脳虚血 / グルタミン酸 / tPDC / マイクロダイアシス / 液体クロマトグラフィー / 蛍光光度計 / トランスポーター / グルタミン酸トランスポーター / L-trams-Pyrrolildine-24-dicarboxylate / vrtho-phthaldehyde / シナプトゾーム / 虚血 |
研究概要 |
砂ネズミにマイクロダイアリシスプローブを装着し人工髄液を流し経時的に透析液を採取しながら、全脳虚血を負荷した全脳虚血群と砂ネズミにマイクロダイアリシスプローブを装着し人工髄液を流しtPDC(L-trans-pyrrolidine-2,4-dicarboxylate)を含む人工髄液に切り替え透析液を経時的に採取しながら全脳虚血を負荷した全脳虚血tPDC処理群の透析液を液体クロマトグラフィー蛍光光度計を組み合わせた系でグルタミン酸とtPDCを虚血前後で経時的に測定し比較検討した。 全脳虚血tPDC群ではtPDC処理をするとグルタミン酸濃度の上昇が確認され、虚血負荷するとグルタミン酸濃度の上昇は2倍ぐらいに抑制された。しかしながら、全脳虚血群でも虚血後のグルタミン酸濃度の上昇が全脳虚血tPDC群と同程度しか上昇が確認されなかった。これまで得たデータではCa依存性かCa非依存性を判断することは困難である。その原因を確認するためにプローブの挿入位置が的確でないのか、あるいは測定系に問題があるのか検討中である。
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