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生体アミン作動性ニューロンは青斑核において鎮痛相乗作用を発揮するか?

研究課題

研究課題/領域番号 10770737
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関北海道大学

研究代表者

原澤 克巳 (原澤 克己)  北海道大学, 医学部・附属病院, 助手 (30271662)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
キーワードヒスタミン / 鎮痛 / 相乗効果 / in vitro / ラット / モノアミン / 青斑核 / 細胞外電極
研究概要

セロトニン、ノルアドレナリン、ヒスタミンなどの生体内アミン類を神経伝達物質とするニューロンは神経線維に沿って分布する多数の膨隆部から中枢神経系の広範な領域に影響をあたえていると考えられている。またこれらの生体内アミン類を神経伝達物質とするネットワークは複雑に連携し生体の様々な機能を調節していることが推察されている。今回の研究では脳幹青班核を中心にこれらのアミン類がお互いにどのような影響をあたえあうまたはあたえないのか観察するのが目的であった。
1.まずこれまでの得られている知見を整理するために生後3日目のラットから遊離脊髄標本を作製しセロトニンとノルアドレナリンを同時投与したときにどのような効果が現れるか観察した。ヒスタミンに関してはサブ受容体レベルまで疼痛逃避反射にあたえる影響を観察し、ヒスタミン単独では脊髄逃避反射電位に有意な影響をあたえないことが確認されており、今後さらにセロトニン、ノルアドレナリンと組み合わせて投与した場合の反応を観察する予定である。
2.脳幹のスライスを使用した細胞外記録ではほぼ実験システムが確立して、ノルアドレナリン、ヒスタミン、セロトニンを組み合わせて投与したときに単独で投与したときと比較してどのように発射頻度が変化するかまたはしないのか観察する予定である。さらには内因性アミン単独であたえる影響が確立された後に各サブ受容体レベルではどのような侵害受容機構にあたえる作用があるのかまたはないのか検討する必要があると考えられる。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 原澤 克巳: "Does the Histaminergic System Play a Role in spinal Nociception?"北海道医学雑誌. 第75巻第4号. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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