• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

単離傍気管神経節細胞におけるセカンド・メッセンジャーを介する細胞応答の解析

研究課題

研究課題/領域番号 10770776
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関産業医科大学

研究代表者

相原 啓二  産業医科大学, 医学部, 講師 (70258622)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード傍気管神経節 / パッチ・クランプ / 神経活性物質
研究概要

1.傍気管神経節細胞の単離
エーテル麻酔下に、1-2週齡のウイスターラットの胸部を開き、気管を摘出。その気管から傍気管神経節を切り離し、酵素処理を施行。それをピペッティングすることにより神経節細胞を単離した。
2.イオン電流の記録
conventional patch-clamp methodおよびnystain methodにてwhole-cell modeでイオン電流を記録した。以上の実験系を用いて以下の項目について検討を行った。
(1)膜電位依存性イオン電流についての検討
膜電位依存性イオン電流はconventional patch-clamp methodならびにnystain methodとも記録された。今回記録された膜電位依存性イオン電流の生理・薬理学的特性は以前報告されたものと同様であった。
(2)Dopamine,GABA,Noradrenaline,Somatostatin,Adenosineにより惹起されるイオン電流の有無についての検討。
上記4物質により惹起されるイオン電流は、どちらの方法を用いても記録されなかった。
(3)膜電位依存性イオン電流に対する,Dopamine,GABA,Noradrenaline,Somatostatin,Adenosineの影響について検討。
膜電位依存性イオン電流に対して、上記4物質は影響を与えなかった。
今後は、上記4物質以外の神経活性物質について検討する必要があると考えられた。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi