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精巣腫瘍及び正常精巣における、刷り込み遺伝子の細胞レベルでの発現状態に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10770782
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 泌尿器科学
研究機関秋田大学

研究代表者

三品 睦輝  秋田大学, 医学部, 助手 (30301063)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード精巣腫瘍 / ヘテロ接合性欠失 / BCL10 / 1番染色体短腕 / マイクロサテライト / 精巣 / ゲノム刷り込み / メチル化 / p16遺伝子
研究概要

1番染色体の短腕の欠失は精巣腫瘍において高頻度にみられる現象である。このことは1番染色体の短腕に癌抑制遺伝子が存在することを示唆している。Bcellリンフォーマにおいて同部に存在する、BCL10遺伝子の変化が認められている。また、その後の報告よりこの遺伝子は、他の多くの腫瘍において変異を起こしていることがわかってきた。BCL10は1p22に存在し、この部位をターゲットとして、我々は51症例(seminoma29症例、NSGCT22症例)の精巣腫瘍に対してDIS207,DIS208,DIS435のマイクロサテライトマーカーを用いてLOH studyを施行した。この結果、51症例中21症例(41%)にヘテロ接合性の欠失を認めた。seminomaとNSGCTとの間にヘテロ接合性欠失の割合に有意の差は認められなかった。BCL10領域に対しSSCP,sequence analysisを行った。結果、codon5,8,162に塩基配列の変化を認めたが、これは正常組織でも認められ、mutationではなく、polymorphismであると考えられた。よって今回のstudyでは精巣腫瘍におけるはBCL10のsomaticmutationは証明できなかった。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Kinoshita H: "Telomerase activity in adrenal cortical tumors"Urological Research. 26(1). 29-32 (1998)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] Takahashi T,et al.: "Clonal and Chronological Genetic Analysis of Multifocal Cancers of the Bladder and Upper Urinary Tract." Cancer Res.58. 5835-5841 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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