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歯肉線維芽細胞における P.gingivalis 線毛のレセプターとの同定と機能解析

研究課題

研究課題/領域番号 10770996
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関明海大学

研究代表者

竹下 玲  明海大学, 歯学部, 助手 (70236454)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワードP.gingivalis / 線毛 / レセプター / サイトカイン / 遺伝子組み換え / 歯肉線維芽細胞 / 付着 / 歯周疾患
研究概要

Porphyromonas gingivalis (P.gingivalis)は、歯周疾患の原因菌である。近年、病原性細菌の発症と成立機構を考察するとき、その付着は、感染成立に、重要であることが報告されている。また、この付着機構には、線毛が、重要な構造物であることが明かにされている。故に、P.gingivalis線毛は本菌の感染と歯周疾患の成立において重要な構造物であると考えた。
最近、私どもは、マクロファージに優先的に発現しているMac-1が、P.gingivalisの線毛レセプターであることを明かにした。しかしながら、歯肉線維芽細胞においてはMac-1の発現がないことから、新たなレセブターの存在を推察した。そこで、最近、種々の結合タンパク質を検索する為に用いられている遺伝子組み換え型融合タンパク質の系、即ちグルタチオンSトランスフェラーゼとP.gingivalis線毛の融合タンパク質を作成し、本菌線毛の細胞レセプターを検討した。しかし、融合タンパク質が、大腸菌内で発現せず、発現するベクターを検討したところ、His-tagを有した発現ベクターで発現が認められた。また、その発現した融合タンパク質蛋白質は、可溶性であり、また、生物活性を検討したところ、強いサイトカイン誘導作用が認められた。また、この融合蛋白質のカラムを作製し、結合蛋白質を検討したところ、複教のタンパク質のバンドが認められた。現在このタンパク質の同定中である。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] A. Takeshita: "GpG Motifs in Porphyromonas gingivalis DNA stimulate Interleukine expression in human gingival fibroblasts"Infection and Immunity. 67・9. 4340-4345 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] K. Imai: "TGF-β inhibits lipopolysaccharide-stimulated activity of e-jun N-terminal kinase in mouse macrophages"FEBS Letters. 456. 375-378 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] K. Imai: "Transforming growth factor-β inhibits lipopolysaccharide-stimulated expression of inflammatory cytokines in mouse macrophages throught down regulation of activation protein 1 and CD14 receptor expression"Infection and Immunity. 68・5(In press). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] H. Iwahashi: "Prostaglandin E_2 stimulates AP-1-mediated CD14 expression in mouse macrophages via c-AMP-dependent protein kinase A"J. Immunology. (In press). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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