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窩洞形成後の象牙細管の透過性減少の機序に関する光顕的および電顕的検索

研究課題

研究課題/領域番号 10771069
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関福岡歯科大学

研究代表者

泉 利雄  福岡歯科大学, 歯学部, 講師 (40248547)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード窩洞形成 / 象牙細管 / 透過性 / Fibronectin / HRP / 象牙芽細胞 / フィブリノーゲン
研究概要

V級窩洞形成後5日から修復象牙質の形成が認められた。形成後7日、10日、14日と経過するにつれ修復象牙質の形成量は増大していった。Horseradish peroxidaseは窩洞直下の象牙細管内と修復象牙質の象牙細管内に陽性となった。14日例では本来の象牙質と修復象牙質との境界部で透過性が減少する所見が認められたが、本来の象牙細管内の陽性像が完全に消失する所見は認められなかった。このことから、修復象牙質の形成は象牙細管への組織液の移動を減少させるが完全には移動を阻止しない可能性が示唆された。
窩洞形成後のFibronectinの局在を同様の実験系で免疫組織化学的に検索したところ、窩洞形成直後から窩洞形成後1日までFibronectinは窩洞形成直下の象牙細管内および毛細血管の周囲に認められ、Fibrinogenと類似した局在を示した。Fibronectinは細胞の移動や分化と関連があるので、このことから毛細血管周囲にある未分化間葉細胞が象牙前質へ移動し象牙芽細胞に分化するのに関連がある可能性が示唆された。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

研究成果

(2件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌]

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌]

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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