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Osteo genesis を用いた不正咬合の治療法に関する実験的研究

研究課題

研究課題/領域番号 10771198
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関昭和大学

研究代表者

久保田 雅人  昭和大学, 歯学部, 助手 (30297030)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1998年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワード骨延長法 / 仮骨 / 待機期間 / μCT
研究概要

骨延長法によって生じるメカニカルストレスと、それに対する反応性は多様である。そのため、各個体に適した骨延長法を行うためには、基礎的なデータ解析(形態・組織・力学)に基づいた臨床上の指標を確立していかなければならない。そこで、延長により獲得された骨の質的情報に着目し、延長計画の違いによる差異を検討した。その第一段階として、形態的・組織学的解析から、仮骨効率の良い至適延長開始時期の比較を試みた。日本白色家兎の脛骨を用い骨離断・創内延長装置装着後1,7,14日目に各々延長開始し、延長終了後4週目に屠殺。μCT-pQCTにて骨構造・骨密度(骨塩量)を測定し、その組織像も観察した。その結果、1日目開始群では不規則で幼弱な組織が充満し、14日目開始群では延長開始までに過度な仮骨形成が生じ、延長により再骨折・偽関節が生じた。それに対し7日目開始群では骨密度分布が管腔様構造を呈し、組織学的に豊富な軟骨内骨化による早期の骨改造現象が見られた。従って、異なる延長開始時期により形成される仮骨の形態・骨密度などに差か生じることが示され、特に骨離断後7日目に開始する延長方法が最も仮骨効率が良いことが示唆された。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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