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暑熱・寒冷下における高齢者の生活活動パターンと食行動の分析

研究課題

研究課題/領域番号 10780093
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 食生活
研究機関大阪国際女子短期大学

研究代表者

米浪 直子  大阪国際女子短期大学, その他の部局等, 講師 (70291979)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1998年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード高齢者 / 食行動 / 生活時間 / 日常生活 / 健康 / 食事調査 / エネルギー摂取量 / 運動習慣 / 蛋白質摂取量 / 脂質摂取量 / 食塩摂取量
研究概要

1、健康な高齢者の生活活動パターンと食行動の実態を把握し、身体状況や体力との関連性について明らかにするために調査を行った。日常生活を自由に営む健康な60歳以上の男性について身長、体重、体脂肪率、BMI(ボディマスインデックス)、血圧、最大酸素摂取量などの身体状況に関する項目の測定を行った。また、夏季と冬季に3日間の生活時間調査と食事調査を行った。運動習慣のある高齢者においては、年齢に関係なく、エネルギーおよびほとんどの栄養素の充足率(%)が高い傾向にあった。高齢者の生活活動状況や身体状況、体力、食事については個人差が大きいが、個人内では、生活活動パターンは規則正しく、食事内容やスタイルに繰り返しがみられた。さらに、身体状況は比較的食事調査の結果を反映していることが伺えた。今後、充足率を算出するにあたって基準とする値について再検討すること、夏季および冬季のデータについて統計処理を含めた詳しい分析を行って比較検討することを予定している。
2、ところで、生活活動パターンと食行動の関係を明らかにして行くために、モデル実験としてラットを用いて、1日の活動リズムの中枢である視交差上核が1日の食行動のパターンに関係があるかどうかを調べた。そして、視交差上核の神経伝達物質であるニューロペプタイドYの濃度が糖質の摂食量の変化にも関連していることを証明した。そこで、生活活動のリズムが食行動に影響していることが推測され、高齢者の生活活動のリズムが1日の食行動のパターンにどのように影響しているのかについても、朝、昼、夜の食事量や栄養素の摂取量を分析して明らかにして行く予定である。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] L.Thibault: "Opposite effects on feeding of suprachiasmatic nucleus neuropeptide Y administration in rats"Peptides. 20・5. 601-609 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] N.KOMENAMI: "Effect of Neuropeptide Y injected into the Hypothalamic Supruchiasmatic Nucleus or the Lateral Cerebral Ventricle on Food Intake" Nutritional Neuroscience. 1. 353-360 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 硯川眞旬: "学びやすい家政学概論" 金芳堂, 92 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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