研究課題/領域番号 |
10780177
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
計算機科学
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研究機関 | メディア教育開発センター |
研究代表者 |
大澤 範高 メディア教育開発センター, 研究開発部, 助教授 (30251721)
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研究期間 (年度) |
1998 – 1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 並列 / 分散 / 性能デバッギング / 力学系 / 可視化 / アニメーション / Java / 並列プログラム / VRML |
研究概要 |
昨年度に研究開発したシミュレーション機能を有するアニメーション化ツール「かのこ」を、可搬性の高いアニメーション化ツールに拡張した。この拡張によって提案のアニメーション化を実行できる統合的ツールを実現した。ツールの開発には、システムの可搬性を高めるためにJava言語およびJava3Dを利用した。 また、提案のアニメーション化をWebの挙動の理解・解析に用いることを試み、並列プログラム以外の応用に適用可能であることを示した。1999年5月にカナダのトロントで開催された8th International World Wide Web Conf. (WWW8)、および、1999年7月に英国ロンドンで開催されたInternational Conference on Information Visualisation (IV'99)において研究成果の発表を行った さらに、提案のアニメーション化は、単に力学系を用いるだけではなく、熱のモデルと力学系モデルに基づいたグラフの情報可視化およびナビゲーションに発展している。その成果は1999年10月に米国サンフランシスコで開催されたIEEE Symposium on Information Visualization (Info Vis'99)および1999年12月に浜松で開催された日本ソフトウェア科学会第7回インタラクティブシステムとソフトウェアに関するワークショック(WISS'99)において発表した。 今後は、より一般的な情報可視化およびナビゲーションにおける提案のアニメーション化の有用性をより多くの観点から評価することが課題である。
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