• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

博物館・美術館の展示プレゼンテーション用の専用ネットワークシステムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10780256
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報システム学(含情報図書館学)
研究機関国際日本文化研究センター (1999)
東京大学 (1998)

研究代表者

森 洋久  国際日本文化研究センター, 研究部, 助教授 (10282625)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1999年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1998年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードACRP / RCL / Realtime / Control / LAN / Auto-Configurated / Routing / Protcol / 博物館 / リアルタイム / ルーティング・アドレス / 自動設定
研究概要

本研究の目的は、博物館の展示における実用的なLANの構築を目指じた様々なプロトコルの研究開発である。特別展など短期間で展示用のシステムを立ち上げる必要がある博物館のLANにおいて特に求められることは、アドレスや名前設定などネットワークの各種設定をできるだけ自動化する自動設定の技術と、動画や音声といったリアルタイムデータを扱うためのリアルタイムネットワークの機能である。
自動設定の研究の焦点は二つある。一つはネットワーク層におけるルーティング・アドレスの自動設定のためのプロトコルACRP(Auto-Configurated Routing Protoco1)の開発である。この研究ではルーティング・アドレスというルータを越えたアドレスが自動設定可能になったことが新たなる進展である。もう一つは、さらに上位層において自動設定に対応した名前、アドレスの管理システムの構築である。
博物館LANにおいては、大きなノードと、小さなノードが混在している。大きなノードは動画や音声が保存されており、いろいろな指令に従ってネットワークヘデータを出力する。小さなノードはそれらリアルタイムデータを出力するためのノードであったり、また、観客からの様々な指令をネットワークを通じて大きなノードヘ伝える役割を持ったものである。博物館LANにおいては小さなノードが圧倒的に多いという特徴をうまく生かし、ネットワークのリアルタイム性を最大限に引き出すことのできる物理ネットワークRCL(Realtime ControI LAN)の研究を行った。
1999年度では、ACRPの実装を行うと同時に、RCLのためのコントロール回路のプロトタイプを開発した。RCLの動作は確認されたが、来年度はさらに詳しい評価を行いつつ、本格的なドライバーチップのLSI化を企業との共同研究で試みたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Hirohisa Mori: "A New Network Layer Protocol with Routing Address and Tables Auto-Configuration Mechanism"Proceedings of ICDCS 2000. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi