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建築電磁環境向上のための電波吸収体の評価方法と開発

研究課題

研究課題/領域番号 10780340
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 環境保全
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

河邊 伸二 (河辺 伸二)  名古屋工業大学, 工学研究科, 助教授 (20252314)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード電磁環境 / 電波吸収体 / フェライト / カーボン / 電磁吸収体
研究概要

建築電磁環境は複雑化・多様化し、高層建築物によるTVゴースト現象や、携帯電話による高度医療機器の誤動作が社会問題となっている。この改善策の一つとして壁面にフェライトタイルやカーボンシートを貼り不要な電波を吸収する方法がとられている。さらに次世代電波吸収体としてフェライトやカーボンを混入したセメントモルタルの電波吸収体の実用化が図られている。
本研究の目的は、
(1)カーボンまたはフェライトを混入したリサイクルボードドを開発する。
(2)目標とする電波吸収周波数帯は1.9GHzまたは2.45GHzとする。
(3)フェライトモルタルとリサイクルボードを複合させて、電波吸収帯の薄型化を目指す。
研究結論、以下のことが言える。
(1)フェライトモルタルにカーボン混入リサイクルボードを組み合せることによって、電波吸収特性の向上が図れる。
(2)組み合せ方によっては、所用の周波数帯に高い電波吸収特性を持つ薄型の電波吸収体の作製が可能である。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 武山雅俊、河辺伸二、池田哲夫、岡島達雄: "リサイクルボードを利用した電波吸収体の開発"日本建築学会東海支部研究報告集. 38号. 45-48 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 下釜一男: "フェライトモルタルとカーボンファイバシートによる薄型電磁吸収体の検討" 日本建築学会東海支部研究報告集. 37号. 1-4 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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