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着心地にかかわる着衣の身体に対する適合性評価

研究課題

研究課題/領域番号 10835019
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 感性工学
研究機関日本女子大学

研究代表者

多屋 淑子  日本女子大学, 家政学部, 助教授 (20120777)

研究分担者 澤田 弘  北陸エステアール協同組合, 商品開発部, 部長(研究職)
研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
3,300千円 (直接経費: 3,300千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワード着心地 / 衣服 / インナーウエア / フィット性 / 適合性 / 着心地評価 / 適合性評価法 / 衣服と身体との適合性
研究概要

従来、衣服に対する消費者の要求は、製品の耐久性能に関する項目が大多数を占めていた。現在は、衣服に機能性や着心地が重要視されるようになり、個人のライフシーンやライフスタイルに合う高品質低価格の衣服が要求されるようになってきた。したがって、生活者の要求を満足させるためには、着心地を満足する衣服を提供することが必要とされている。このような状況下、衣服の着心地への意識が高まり、特に女性が日常着用しているインナーウエアは、実用性だけでなく、ファッション性や機能性も重用視されるようになってきた。着心地は、その表現の仕方にも個人差があり、また、その表現方法は主観的であいまいさを多く含むため、着心地を衣服の設計要因として入力することは非常に困難である。それを解決するには、着心地を客観化する方法が必要である。ところで、我々は、従来より、着心地を科学的な視点から捉え、衣服の身体に対する適合性の評価方法について検討を行ってきた。本研究ではそれをさらに発展させ、曖昧で複雑な個人の感性情報を衣服設計に反映させるためのインナーウエアの着心地評価システムの開発を行うことを目的として、ブラジャーの身体に対する適合性評価について研究を行った。最初に人体と着衣の静的ならびに動作時の三次元形状の計測法の検討を行った。次に、人体と着衣の動的形状の経時的な計測法を確立するため、人体の動作による体表面の経時的な変化量の計測法の検討、着衣表面の経時的な動的形状の計測法の検討を行った。その結果、身体への負荷が少なく、美しいシルエットを保つことができる着心地のよいインナーウエアの設計には、現行の身体サイズの情報だけでは不充分であり、着用者の着心地に対する嗜好を設計要因の中にインプットすることが必要であることがわかった。

報告書

(3件)
  • 1999 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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