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電子英和辞書を利用した一括辞書引きプログラムの開発

研究課題

研究課題/領域番号 10871064
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 英語・英米文学
研究機関専修大学

研究代表者

佐藤 弘明  専修大学, 商学部, 助教授 (60187226)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
キーワード電子英和辞書 / インターネット / クローズド・キャプション / RebLin / 語彙 / ジーニアス英和辞典 / リーダーズ+プラス / perl
研究概要

本研究では,「CDROM版リーダーズ+プラス」(大修館書店)と「CDROM版ジーニアス英和辞典」(研究社)という2つの定評のある電子英和辞書を使って,デジタル化された英文テキストファイルに語注を付ける一括電子辞書引きソフトウェアRebLinを開発した。RebLinは,語彙力の十分でない英語学習者がインターネット上の英文や映画ビデオに入れられたクローズド・キャプション(英語字幕信号)を速読することを可能とする。
RebLinは,英単語の難易度によって2種類の電子辞書を使い分ける。基本語彙を調べる場合には,例文・解説が豊富で英語学習者用辞書として定評のある「ジーニアス英和辞典」を使う。専門用語や固有名詞を調べる場合には,登録語彙数が多い「リーダーズ+プラス」を利用する。
RebLinの開発に使用したコンピュータ言語は,文字列処理の得意なperlである。本研究費により購入したサーバー用のコンピュータにRebLinをインストールして,LL教室の学生用のクライアント・コンピュータ23台で使用できる環境を整えた。平成10年度の授業では,3つの英語クラスでRebLinを使用し,学生の意見を参考にして,問題点を改良した。
RebLinにより,「中学・高校必須単語」レベル以上の英単語は,コンピュータが自動的に意味を調べるため,英語学習者は難解な英単語を暗記する必要がなくなる。筆者は、語彙暗記を重視しすぎた英語教育が誤りであると考えている。今後、RebLinによってそれを証明してゆきたい。
研究成果は,インターネット:
http://www.senshu-u.ac.jp/〜thc0408/llworkshopNew/reblinRonbun.html
でも公開されている。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 佐藤 弘明: "一括電子辞書引きソフトウエアRebLin" 1998年LL研究室ワークショップ発表論集. 72-82 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1999-12-11   更新日: 2016-04-21  

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