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近現代ドイツ語圏の舞台作品における「笑い」の契機と「検閲」に関する文化史的考察

研究課題

研究課題/領域番号 10871066
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 独語・独文学
研究機関立教大学

研究代表者

小島 康男  立教大学, 文学部, 教授 (20062630)

研究期間 (年度) 1998 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードドイツ演劇 / ドイツ喜劇 / 諷刺 / 検閲 / 笑い / 日独喜劇比較研究 / 近現代ドイツ喜劇 / 舞台と観劇 / 変身 / 愚者 / 翻訳 / ヴェーデキント
研究概要

最終年度となる今年は、年度初めに計画した通り作年度までの補完作業(近現代ドイツ語圏の演劇、とくに、喜劇やそれらに対する社会的圧力の象徴である検閲に関連する書籍の蒐集、ならびにパソコンへの入力)を行なうとともに、関係資料の不足分を購入した。また今年度もドイツ演劇をめぐる資料収集および上演の実態調査のため(ドイツ、オーストリア、スイス)、今回はミュンヘン市立図書館、バイエルン国立図書館、ミュンヘン大学図書館などで特にヴェーデキントと検閲関係の資料を収集するほか、ウィーンのカール・クラウス文庫やスイスのチューリヒ国立文庫やベルンの演劇博物館に赴いて、特ににデュレンマット関係の資料を収集した。また近ミュンヘンでは「笑い」というキーワードに添って、当地のオペレッタ、政治性を含んだ旧東独ライプチヒのカバレット客演、大衆的なルートヴィヒ二世にまつわるミュージカル、その他即興喜劇などに接して近現代喜劇を土台にした演劇活動を調査した。またオーバーアンメルガウ(南独)の復活祭劇の上演にも参加して、そのなかの喜劇的部分を近現代喜劇との関連で考察し、実りある成果を得た。ミュンヘン大学演劇学研究所のバイヤーデルファー教授らに会って意見を交換した点も研究に利するものが大である。

報告書

(3件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 小島康男: "舞台作品における滑稽について(1)"飛行. 33. 82-96 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 小島康男: "アルプス王と人間嫌い"ライムント喜劇全集(下). 65-141 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 小島康男: "諷刺の笑い-フランク・ヴェーデキントの〈ジンプリチスムス〉喜劇『オアハ』に触れて"アスペクト. 32. 61-82 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 小島康男: "ベルソハルト・グライナー『喜劇』(4) 屈折的反復の喜劇:カネッティ『結婚式』(翻訳)"飛行-独文学研究誌. 32. 90-103 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 小島康男: "演劇学の周辺"立教大学ドイツ文学科論集『ASPEKT』. 32. 319-321 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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