研究課題/領域番号 |
10871073
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
文学一般(含文学論・比較文学)・西洋古典
|
研究機関 | 白百合女子大学 |
研究代表者 |
堀井 清之 白百合女子大学, 文学部, 教授 (40129896)
|
研究分担者 |
斎藤 兆古 法政大学, 工学部, 教授 (80097146)
宮沢 賢治 白百合女子大学, 文学部, 教授 (70182011)
|
研究期間 (年度) |
1998 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
|
キーワード | 文体構造解析 / 可視化 / コンピュータ / 線形空間論 / ウェーブレッド変換 / ウェーブレット変換 |
研究概要 |
本年度の研究業績としては、「作品・絵本を対象にした計算科学的方法論処理手法」の確立できたことである。具体的には、ストーリーの展開による文章から読みとれる情報と、色の配分や用いられ方の変化から色情報を抽出することで、文書情報と色情報の客観的比較方法が見いだされたことである。 本研究の目的は、コンピュータの使用を前提とし数学的手法である線形空間論を用いて、絵本を含む文学作品の客観的構造解析の可能性と、その文体構造の四次元時空間への可視化を検討することにある。今回は、昨年までの文章に解析対象をするのではなく、絵本の絵を対象に解析方法を検討した。これは、絵の中の不変量をコンピュータを用いて固有値を抽出する方法で、画像本来の性質である色情報に着目し、赤・緑・青直交座標を考え、この空間座標系に原画像を投影することで、画像のRGB混合率を抽出する方法を確立できた。
|