研究課題/領域番号 |
10874043
|
研究種目 |
萌芽的研究
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大島 隆義 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00134651)
|
研究分担者 |
鵜飼 熊太郎 名古屋大学, 高エネルギー加速器研究機構・計算科学センター, 助教授 (40013411)
|
研究期間 (年度) |
1998
|
研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1998年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 二重ベータ崩壊 / ニュートリノ質量 / マヨラナ・ニュートリノ / 磁場分析器 |
研究概要 |
報告 次々世代の実験(mv<<0.1eVのsensitivity)を目指した磁場閉じ込めタイプ・スペクトロメータの実現可能性を検討することが課題である。 球形または楕円体(長軸を磁場対称軸とする)に近いスペクトロメータを想定する。100ガウス程度の中央磁場部に箔膜線源(100μm^t,S=10m^2)を設け、10-20kガウス程度の軸両端部の検出器にて電子を補足し、エネルギー、位置、時間情報を得る。粒子を閉じ込めて立体角を大きくし、複数情報でバックグラウンドを除去するアプローチである。ポイントは、閉じ込め、かつ軸端で引き出すことができるか?を定量的に判断することである。残念ながら、プラズマ閉じ込めの場合と比べ、磁場強度分布と粒子のエネルギーが異なるため、複雑である。解析的に解けないことが判明した。名大にて計算機数値計算を進めている(加速電圧の設定も含めて)。また、企業と設計、検討も行った(特に、磁場分布について)。一方、天然Moの線源としての加工は可能;エネルギー損失の効果は影響なくできる;国際協力研究で高純度Mo入手可能、なども把握することができた。
|