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半導体表面に化学吸着した原子・分子による電子の共鳴散乱

研究課題

研究課題/領域番号 10875005
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 表面界面物性
研究機関京都大学

研究代表者

西嶋 光昭  京都大学, 大学院理学研究科, 教授 (90108978)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワード化学吸着 / EELS / 共鳴散乱
研究概要

Schulzらの研究でよく知られているように、気体分子の場合、電子を照射すると電子が一時的に分子に捕獲された後、非弾性散乱されるという,いわゆる負イオン共鳴散乱機構がある。共鳴散乱は電子のイオン・コアによる短距離相互作用による散乱であるが、特に電子の交換一相関相互作用のからんだ散乱である。
研究代表者は半導体表面に化学吸着した原子・分子の場合について、共鳴散乱の可能性を検討した。用いた装置は高分子解能電子エネルギー損失分光(EELLS)であり、用いた試料はCO/Si(100)、CO/K/Si(100)、(H+OH)/Si(111)である。OH/Si(111)については共鳴散乱の観測に成功した。他の系では共鳴散乱は観測されなかった。強く化学吸着しているため、形状共鳴状態ができないためである。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] T.Kubo: "Adsorbed States of CO on Si(100)-K" Surf.Sci.395. L246-L251 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Imamura: "First-Principles Molecular Dynamics:CO/Si(100)" Chem.Phop.Lett.287. 131-136 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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