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小・中学校におけるバリアフリー施設としての問題点と今後の課題

研究課題

研究課題/領域番号 10875116
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関千葉工業大学

研究代表者

上野 義雪  千葉工業大学, 工学部, 助教授 (50009544)

研究期間 (年度) 1998 – 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード教育施設 / バリアフリー / ハートビル建築 / 共生教育 / 人間工学 / 学校 / ハートビル法
研究概要

日本の義務教育における学校施設の在り方が大きく変わろうとしている。その内容は、情報化・多様化教育、教える教育から学ぶ教育のほか、生涯教育や地域開放、少子化に伴う空き教室の対応などである。その中で、障害をもつ子供達を普通学校において教育する共生教育の動きがみられ、特殊学級の併設などの実施例が目立つようになってきた。
今後、学校において障害児を分け隔てることなく教育をする時代に入りつつある中で、バリアフリー環境を配慮した学校の設計条件を明らかにするために、公立の普通学校、養護学校のほか、ハートビル建築についてもその実態を調査した。研究では、「行きたいところに行ける」ことが最も重要であると考え、肢体不自由児の使用を前提にアクセスを中心にトイレなどの水廻り設備についてその問題点を明らかにした。
調査の結果、バリアフリー化の努力のみられる学校もあったが、アクセスに関しては何とか使用できるとはいえ、細部について改善の余地が多くみられる。生涯教育や地域開放の役割を考慮すると、建築計画では対象とされにくい建築・人間工学の観点からの評価の重要性が確認された。また、肢体不自由児のほか、視覚や聴覚障害児についての対応も検討すべき時期にきていると考えられる。

報告書

(2件)
  • 1999 実績報告書
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 上野 弘義: "人間工学からみた学校教育施設のバリアフリーに関する調査-健常児と障害児の共存-"日本建築学会大会学術講演梗概集. 九州. 771-772 (1998)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 上野 弘義: "学校教育施設におけるバリアフリー環境の評価に関する研究"日本インテリア学会第11回大会研究発表梗概集. 11. 81-82 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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