研究課題/領域番号 |
10877043
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
寄生虫学(含医用動物学)
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
鎮西 康雄 三重大学, 医学部, 教授 (60024709)
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研究分担者 |
油田 正夫 三重大学, 医学部, 助手 (90293779)
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1998年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | ネズミマラリア / CTRP / Pbs21 / 遺伝子ターゲッティング / オオキネート |
研究概要 |
1. オオキネートに特異的に発現される遺伝子をノックアウトしたマラリアを作出するため、ターゲットとなる遺伝子としてPbs21の他にCTRP(CS-TRAP Related Protein)を今回新たにクローニングした。 2. 原虫の種々発育時期のRNAを抽出し、Northern Blotting分析を行なった結果、CTRPmRNAはookineteに特異的にあることが判った。 3. CTRPタンパク質を大腸菌を用いてGST fusion proteinとして発現し、ポリクローナル/モノクローナル抗体を作製し、その発現時期と発現場所をしらべた。その結果、CTRPはookineteで蛋白質として発現していることを確認した。 4. DHFR(dehydroforate reductase)遺伝子およびピリメサミ耐性遺伝子DHFR^★をPCRで増幅・クローニングした。 5. CTRP遺伝子をノックアウトするためのDNAコンストラクトCTRP-DHFR^★を作製した。 6. 同調培養によって108のmerozoitesを調製し、DNAコンストラクトCTRP-DHFR^★をエレクトロポレーションによりトランスフェクションし、ネズミに導入した。 7. ピリメサミン処理により耐性獲得原虫をスクリーニングし、殖えた原虫の遺伝子構造を解析し、CTRPノックアウトマラリアが作製されたことを確認した。 8. このCTRPノックアウトマラリア原虫を用いて、現在CTRPの機能の解析を行なっている。
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