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軟骨細胞分化を誘導する因子のクローニングに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 10877227
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 整形外科学
研究機関岡山大学

研究代表者

二宮 善文  岡山大学, 医学部, 教授 (70126241)

研究分担者 植木 靖好  岡山大学, 医学部, 助手 (60304309)
百田 龍輔  岡山大学, 医学部, 助手 (80263557)
大橋 俊孝  岡山大学, 医学部, 講師 (50194262)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1998年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード軟骨細胞 / 分化誘導因子 / クローニング / cDNA
研究概要

本研究は、肢芽発生過程において、軟骨新生を誘導する分化機構を分子の変化として捉えるために、軟骨分化誘導因子をクローニングすることを目的として、現在までに鶏胚の肢芽Stagc20(間葉系細胞)とStage24(軟骨細胞系)からmRNAを抽出し、前者からcDNAライブラリーを作製、後者から引き算し、残りのcDNAをPCRで増幅することにより前者に陽性であって後者に陰性であるクローンを選び出し、これらのクローンについて、そのポリペゾチド構造、遺伝子構造と発現様式を検索し、性質を調べ、軟骨を誘導する機能を有するか否かを調べてきた。取得クローンについて:1)間葉系細胞mRNAと軟骨細胞系mRNAを用いたノザンプロット、2)データーベースによる既報の情報の入手、3)重複久ローン単離により翻訳部位のアミノ酸配列、4)鶏胚全身in situハイブリダイゼーションによる発現パターンの検索、を行ってきた。間葉系細胞と軟骨細胞RNAを抽出し、引算ハイブリダイゼーションPCR法によって、前者に陽性であって後者に陰性であるcDNAクローンを選び出した結果、このなかで興味ある発現パターンを示すいくつかのクローンについて重点的に、ポリペプチド構造と発現部位の同定、他の軟骨特異的遺伝子群との発現時期の比較、等の性質を詳細に検討してきた。得られた複数のクローンが間葉系細胞RNAに強くハイブリダイズし、これらのなかに間葉系細胞を軟骨へと分化を誘導する因子が含まれていることを示唆した。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 二宮善文: "結合組織概論" 日本臨床. 19. 507-509 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] Ninomiya Y, Olsen R他: "Extracellular Matrix-Cell Interaction" Karger, 382 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 二宮善文: "形態形成・分子メカニズム研究の最新技術" 永井教之, 250 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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