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キメラ受容体を用いたアドレナリン受容体とオピエートμ受容体の相同性の検索

研究課題

研究課題/領域番号 10877243
研究種目

萌芽的研究

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

溝部 俊樹  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (50239266)

研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードキメラ受容体 / アドレナリン受容体 / オピエート受容体 / 相同性
研究概要

1) chimeric receptorの作成
pGEM3Z vector上のヒトβ2アドレナリン受容体のTMD#4をrestriction enzymeを用いて切り出した。オピオイドμ受容体のTMD#4の塩基配列とrestriction siteを持つoligodeoxynucleotide(ODN)を作成しannealし、TMD#4を切り出したヒトアドレナリン受容体とこのODNをT4 ligaseを用いてligationした。これをmaxiprepし、Sanger法によるsequence analysisによって目的のキメラ受容体が得られているのを確認した後、このキメラ受容体をpCDNA3 vectorに移した。
2) chimeric receptorのtransient transfection(DEAE dextran法)
70%confluentとなったCOS7 cellをconstructを挿入されたpCDNA3 vector、及びDEAE dextranを含んだPBSとともにincubateした。48から72時間後にcell membraneをharvestした。
3) chimeric receptorの機能解析(radiolabelled ligand binding assay)
hot ligandとしてadrenergic ligandである3H-DHAを用いたbinding isothermを行いKd valueを求めようとしたが、このキメラ受容体は、3H-DHAに対して、親和性を認めなかった。すなわちこのキメラ受容体は、non-functionalであった。
以上より、アドレナリン受容体とオピエートμ受容体の相同性は、TDM#4に関してはないと考えられる。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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