研究課題/領域番号 |
10878017
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研究種目 |
萌芽的研究
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
食生活
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研究機関 | 東京農業大学 |
研究代表者 |
本間 和宏 東京農業大学, 応用生物科学部, 助手 (00190273)
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研究分担者 |
牛島 廣治 東京大学, 医学部, 教授 (10091068)
大松 孝樹 東京農業大学, 応用生物科学部, 講師 (10078214)
財満 耕二 東京農業大学, 応用生物科学部, 教授 (90010264)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1998年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | アポトーシス / 人乳 / 細胞 / 母乳 |
研究概要 |
母乳にはマクロファージ、リンパ球、形質細胞、導管上皮細胞などの細胞成分があり、乳児への感染防御の働きが示唆されている。近年、遺伝子に支配された細胞死であるアポトーシスが注目されており、母乳細胞成分においても、発現の可能性が考えられる。 母乳細胞成分においてアポトーシスが起こっていれば、その活性化機構、発現機構、制御機構の解明は、細胞成分の乳幼児への有用性を検証する一助になると思われる。 そこで、母乳から細胞を抽出し、TUNEL法とアガロース電気泳動法によりDNAの特異的な断片化を検出し、アポトーシスの有無を調べた。 TUNEL法ではアポトーシスを起こしている細胞が観察でき、また、アガロース電気泳動法においてもラダーが認められた。以上から、母乳の細胞はアポトーシスを起こしていると考えられた。 母乳細胞の抽出が不安定なため抽出法を検討し、アポトーシスを起こしている細胞を特定している。
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