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ルネサンス思想の相対化

研究課題

研究課題/領域番号 10891001
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 哲学
研究機関埼玉大学

研究代表者

伊藤 博明  埼玉大学, 教養学部, 教授 (70184679)

研究分担者 加藤 守通  東北大学, 教育学部, 助教授 (40214407)
伊藤 和行  京都大学, 大学院・文学研究科, 助教授 (60273421)
根占 献一  学習院女子大学, 国際文化交流学部, 教授 (50208287)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
1998年度: 2,500千円 (直接経費: 2,500千円)
キーワードルネサンス哲学 / ルネサンス科学 / 比較思想
研究概要

1 平成10年6月に学習院女子大学で打ち合わせ会を行ない、国際共同研究のための国内準備会を設立するとともに、今後の活動方針について議論した。ここでは、同年4月に埼玉大学・京都大学で開催された国際研究集会「ジョルダーノ・ブルーノとルネサンス思想」 (国外から7名の参加)の成果をふまえて、とくに16世紀のヨーロッパ思想を中心に、比較文化・比較思想的な観点から国際共同研究をする必要性を確認した。
2 8月と11月に、研究分担者2名を、それぞれイタリア国立ルネサンス研究所(フェレンツェ)およびバルセロナ大学等に派遣し、当該の課題に関して専門的な研究者(ヌッチョ・オルディネ教授、ミゲル・グラナダ教授など)からレヴューを受けた。そこでは、イタリアおよびスペインにおける研究情況について情報を得るとともに、平成12年に日本において、国外からの研究者を招いて国際研究集会を開催する可能性が論じられた。
3 12月に同志社大学において、研究代表者・分担者以外の研究者多数を交えて、上述のレヴューの報告会および研究打ち合わせ会を行なった。ここでは、他方面の分野の研究者から意見をうかがい、今後、具体的に国際研究を実現するための、内容面と組織面の両方にわたる問題を議論した。この議論を踏まえ、準備委員会は平成12年に、国外の研究者を招き、「ルネサンスの自然観」(仮題)をテーマとする国際研究集会を開催のために引き続き活動することが決定された。
4 日本におけるルネサンス思想研究の包括的な文献目録を作成するため、コンピュータにデータの入力作業を行ない、基本的な文献については作業を終えた。既存入力分については、内外の研究者に公開する予定である。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 伊藤 博明: "グロティウスの『シュンタグマ・アラテオルム』について" プラネタリウム学芸報. 11. 6-11 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 和行: "科学の近代史-『プリンキピア』から「ニュートン力学」へ" 転換期のフィロソフィー. 3. 26-42 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 加藤 守通(共著): "新プラトン主義の影響史" 昭和堂, 388 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 根占 献一: "東西ルネサンスの邂逅" 東信堂, 244 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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