研究課題/領域番号 |
10894018
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 企画調査 |
研究分野 |
地質学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
波田 重煕 神戸大学, 大学教育研究センター, 教授 (40036554)
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研究分担者 |
吉村 和久 九州大学, 理学部, 教授 (80112291)
有馬 眞 横浜国立大学, 教育人間科学部, 教授 (10184293)
吉田 勝 大阪市立大学, 理学部, 教授 (30047112)
太田 陽子 専修大学, 文学部, 教授 (80017714)
土 隆一 静岡大学, 名誉教授
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研究期間 (年度) |
1998
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研究課題ステータス |
完了 (1998年度)
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配分額 *注記 |
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
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キーワード | 国際地質対比計画 / ユネスコ / 自然災害 / 地球環境問題 / 万国地質学会議 |
研究概要 |
この基盤研究は、日本が関わっているIGCPのプロジェクト・リーダー(4人)、および、国内にワーキング・グループが組織されているプロジェクトの代表のうち7人が、国の内外におけるIGCPの活動を通じて地球科学の発展に寄与すると共に、国の重要施策である国際学術交流・協力の充実と発展に貢献するために、IGCPの活動がどのように貢献できるのかを企画調査することを目的として行われた。とくに、西暦2000年にブラジルで開催される「万国地質学会議(IGC)」において、IGCPの共通テーマである自然災害(例えば斜面災害)の軽減や地球環境問題を中心テーマとする「特別シンポジウム」が開催予定であることから、それに対応して、日本のIGCP国内委員会が今後取り組むべき課題を明らかにすることに重点をおいた。 そのために研究代表者および分担者は、平成10年6月12日、9月11日、および、平成11年2月22日の3回日本学術会議(東京)において会合をもち、各プロジェクトが進めている活動について情報を交換すると共に、万国地質学会議に向けた課題について議論した。本年度の活動の総括は、「日本IGCP活動報告(英文および邦文)」として出版し各国のIGCP National Committeeを含め関係各方面に配付した。また、平成9年11月30日〜12月1日には、IGCP383と425を中心に、IGCP特別シンポジウム「文化遺産と自然災害」をカナダ大使館において開催した。内外から約50名が参加者し、20の研究成果が発表され、万国地質学会議の特別シンポジウムに向けた準備を整えた。 なお、昨年開催したIGCP特別シンポジウムのうち、カルスト関係の論文をまとめて「カルスト過程と炭素循環」を“Japan Contribution to the IGCP,1999"として本年出版した。
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