研究分担者 |
長谷川 豊 名古屋大学, 工学研究科, 助教授 (20198732)
丹 省一 鶴岡工業高等専門学校, 教授 (10042368)
黒川 淳一 横浜国立大学, 工学部, 教授 (40017976)
辻本 良信 大阪大学, 基礎工学研究科, 教授 (50112024)
清水 幸丸 三重大学, 工学部, 教授 (20023202)
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研究概要 |
本研究は,流体力学的手法による地域風力エネルギー評価システムの確立を目標とし,風車,風況の数値シミュレーションにおいての現在の研究の到達点を整理し,地域フィールドテストと数値シミュレーションの結果を比較検討し,流体力学上の問題点を整理し,引き続いて,信頼性の高い風況予測システム作成のための重点領域による研究のための準備,アジアにおける国際共同研究の企画,複雑地形の風力発電所サイト評価に関する国際会議の企画等を目的として実施された. 研究会は4回開催され,各研究会での内容は以下の通りである. 第1回委員会:(名古屋大学,平成10年6月29日) 1. 本研究の目的と進め方について 2. 日本の風力エネルギー利用の現状と今後の問題点 3. 既存風況予測モデルについて 第2回研究会:(青森県竜飛岬 東北電力竜飛風力発電所,平成10年8月17〜18日) 1. 山岳地における風力エネルギー利用について 2. 竜飛風力発電所の見学 第3回委員会:(横浜国立大学,平成10年12月2日) 1. 隆起曲面を過ぎる三次元乱流境界層 2. 海面水温に及ぼす周辺地形の影響 3. WAsPによる風況シミュレーション 第4回委員会:(三重大学,久居榊原風力発電所,平成11年3月23〜24日) 1. ウェルズタービンの特性 2. 久居榊原風力発電所について 3. ドップラーソーダ(音波流速計)による風況観測について
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