• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高専におけるLSI設計教育高度化に向けた調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 10895007
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 電子デバイス・機器工学
研究機関豊橋技術科学大学

研究代表者

川人 祥二  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (40204763)

研究分担者 北村 登  鈴鹿高当専門学校, 電気工学科, 助教授 (50149936)
仲野 巧  豊田高当専門学校, 情報工学科, 助教授 (80217794)
鹿股 昭雄  仙台電波高当専門学校, 情報工学科, 教授 (20044654)
安浦 寛人  九州大学, システム情報科学研究科, 教授 (80135540)
石田 誠  豊橋技術科学大学, 工学部, 教授 (30126924)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
1998年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードLSI教育 / 設計教材 / 高専教育 / VDEC / FPGA
研究概要

最近、大学・高専等の教育機関におけるLSI設計教育の充実・高度化の必要性が広く認識されるようになり、東京大学に、全国共同利用を目的とした大規模集積システム設計教育研究センターが設置された。その成果も着実に上がっている。しかしながら高専においては経験の不足から実際にLSI設計教育が行われているところは極少数である。本研究では、高専におけるLSI設計教育の高度化を推進するために、高専のLSI設計教育の現状を調査するとともに、高専の教官と既に経験のある大学の教官が議論を交わすことにより、今後高専におけるLSI設計教育を推進する上での指針を得ることを目的とした。まず、各高専におけるLSI教育の現状とLSI教育の重要性に対する意識調査、またどのようなLSI設計教育が望ましいか、などについての調査を行った。その結果、LSI教育に対する重要性の認識は極めて高いことが明らかとなった。現状の意識としては、ASIC設計レベルの本格的なものよりも、比較的取り組みやすいFPGAを用いた設計に対して、強い関心があることも明らかとなった。また、高専におけるLSI設計教育を支援するネットワーク作りに対しても強い関心があることがわかった。このようなアンケート調査結果の公開、高専におけるLSI設計支援のネットワーク作りを進めることを目的として、平成11年2月12日から13日にかけて、「高専におけるLSI設計教育高度化」研究会を開催した。高専で既にLSI教育に取り組まれている教官からの実施例の講演、LSI設計に関して経験の豊富な3大学からの講演、豊橋技術科学大学と高専が共同で実施しているLSI設計教材作成のプロジェクトの報告、アンケート調査結果の報告及びこれに基づく討論を実施した。当初予定していた人数の約2倍の参加者があり、高専におけるLSI教育に対する関心の高さをうかがい知ることが出来た。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 川人祥二,他: "高専と豊橋技科大によるLSI共同設計プロジェクト経過報告" 「高専におけるLSI設計教育高度化」研究会資料. 22-34 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 仲野 巧: "高専におけるハードウェア(LSI)設計教育のアンケート調査結果" 「高専におけるLSI設計教育高度化」研究会資料. 51-55 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 鹿股昭雄,他: "仙台電波高専におけるLSI設計教育の経緯" 「高専におけるLSI設計教育高度化」研究会資料. 1-12 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 安浦寛人: "システムLSI時代に向けた技術教育" 「高専におけるLSI設計教育高度化」研究会資料. 13-21 (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

URL: 

公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi