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建設分野における非破壊検査手法に関する国際シンポジウム

研究課題

研究課題/領域番号 10895009
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 土木材料・力学一般
研究機関東京大学

研究代表者

魚本 健人  東京大学, 国際・産学共同研究センター, 教授 (80114396)

研究分担者 大即 伸明  東京工業大学, 工学部, 教授 (40211106)
尼崎 省二  立命館大学, 理工学部, 教授 (60066743)
山田 和夫  愛知工業大学, 工学部, 教授 (10093080)
大津 政康  熊本大学, 工学部, 教授 (80109016)
宮川 豊章  京都大学, 大学院・工学研究科, 教授 (80093318)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1998年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード非破壊検査 / コンクリート構造物 / 建設 / 国際シンポジウム
研究概要

近年,社会資本の充実にともない,その有効な運用とともに着実な維持管理が重要な課題となってきている.また,阪神淡路大震災における土木構造物の破滅的ダメージによって構造物の内部欠陥等が指摘され,維持管理の重要性が再認識されるとともに,これらの欠陥を検出するこどが可能な非破壊検査法が求められるようになってきている.
非破壊検査は,近年になって急速に研究がなされ,現在も研究が盛んな分野であるが,その手法は様々で各手法により独自のデータ蓄積が行われている.さらに,各手法の適用範囲等は,まちまちであり,また,複合的な検査手法については確立化がなされていない.したがって,国内外の研究者が一同に集い,各自の研究成果の報告及び情報,意見交換の場が今後の総合的な非破壊検査手法の確立のために必要となる.
以上のような趣旨から,建設分野における非破壊検査手法に関する国際シンポジウムの研究内面に関する企画調査等の準備として,主に以下の作業を行った.
1. 我が国における各種非破壊検査技術の現状を研究.開発および現場の各方面から調べ,非破壊検査の実用性,問題点および将来性について検討を行った.
2. 海外の文献を収集調査し,我が国における非破壊検査技術との共通点または相違点について整理を行い,各種非破壊検査手法の標準化への検討を行った.
3. 各種非破壊検査法の調査結果および検討結果に応じて,各研究メンバーが実験的研究を行い,その妥当性にについての確認を行った.さらに,その成果を学会等で発表する予定である.
4. 海外の研究者と連絡を取り,現在様々な方法で行われている各種の非破壊検査方法を統一化した,国際標準としての非破壊検査手法の確立を目指してその草案を作成した.
5, 国際シンポジウムを活発な研究発表,情報交換および意見交換の場とするために,集会の主旨への理解を求め,国内外へ広く参加を呼びかけた.今後も,引き続き行っていく.

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (14件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (14件)

  • [文献書誌] 宮川豊章: "コンクリートのひび割れが連続繊維シートに与える影響" 連続繊維補強コンクリートに関するシンポジウム論文集. 1-6 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 尼崎省二: "拡底式アンカーによる構造体コンクリートの圧縮強度推定" セメント・コンクリート論文集. 52. 2-9 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 尼崎省二: "衝撃弾性波法によるPCグラウトの充填評価" コンクリート工学年次論文報告集. 20-1. 287-292 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 尼崎省二: "サーモグラフィー法による豆板の探査" コンクリート工学年次論文報告集. 20-1. 329-334 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大即信明: "赤外線サーモグラフィー法による鋼・コンクリート間の空隙評価" 非破壊検査. 47・11. 825-829 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 山田和夫: "検出弾性波のエネルギー変化に着目したグラウト充填性評価" コンクリート工学年次論文報告集. 20-1. 281-286 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 魚本健人: "弾性波を用いたコンクリート構造物の欠陥評価" (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 魚本健人: "弾性波によるコンクリートの裏面ひび割れの検出" 生産研究. 50・10. 35-36 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 山田和夫: "検出衝撃弾性波のエネルギー成分に着目したPC床板のグラウト充填性評価" セメント・コンクリート論文集. 52. 1050-1055 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大津政康: "コンクリートの欠陥評価 -アコースティック・エミッション法-" 47-9. 631-635 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大津政康: "コンクリートにおけるAE信号の定量的解析 -破壊過程の可視化はどこまで可能か-" 超音波TECHNO. 8. 7-10 (1997)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 大津政康: "AE-SiGMA解析と線形破壊力学に基づいた混合モードひび割れ進展の考察" コンクリート工学論文集. 9-2. 35-41 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] M.Ohtsu: "Nondestructive evaluation of defects in concrete by quantitative acoustic emission and ultrasonics" 36. 187-195 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] M.Ohtsu: "Moment Tensor Analysis of Acoustic Emission for Cracking Mechanisms in Concrete" ACI STRUCTURAL JOURNAL. 95・2. (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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