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フォトニックインターネット上に実現するサイバープラットフォーム技術の研究

研究課題

研究課題/領域番号 10898012
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 計算機科学
研究機関東京大学

研究代表者

青山 友紀  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (80292895)

研究分担者 森川 博之  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50242011)
廣瀬 通孝  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (40156716)
徳田 英幸  慶應義塾大学, 環境情報学部, 教授 (80227579)
宮原 秀夫  大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 教授 (90029314)
原島 博  東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (60011201)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1998年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードインターネット / フォトニックネットワーク / 超高速ネットワーク / マルチメディア / コンピュータネットワーク / バーチャルリアリティ / QoS / サイバー社会
研究概要

本研究では次世代インターネットにおいて重要となる主要技術の現状と将来展望について調査した。本調査のために、外国を含む視察の実施、検討会の開催、国際会議への参加などを行なった。
(1) フォトニックネットワーク
近年のWDM(光波長多重)技術の進歩をベースとしてWDMネットワーク上でインターネットのIPパケットを転送する場合の問題について調査した。WDMを用いるとインターネットのレイヤ構造が下層から、ファイバー/WDM/SONET(SDH)/ATM/IPという冗長な構成となり、制御が重複して複雑高価なネットワークになる可能性があり、IP over WDMというWDMの上に直接IPをマッピングするシンプルな構成のネットワークが考えられる。しかしながら、本構成ではルータとWDMシステムとのインターフェースをどのように規定するか、ネットワーク障害の検出、切り替えをどのように行なうか、など今後研究すべき課題が明らかになった。本件に関して技術的議論を行なう研究会を電子情報通信学会において設立することとなった。
(2) アクティブネットワーク
現行のインターネットではIPパケットの転送のみを司り、それ以上の機能はエンド・エンド間に任せている。しかし、次世代のネットワークでは、その帯域、品質、無線/有線、などが異なるネットワークで構成されるヘテロジニアスネットワーク環境において、ユーザの要求するサービスを最適な条件で提供できる知的で動的なネットワークが必要となる。このようなネットワークを構築する手法としてアクティブネットワークについて調査した。アクティブネットワークはサーバやクライアントからのパケットに記述されたプログラムをルータがダウンロードし、それにしたがって機能する。本手法における機能の記述・転送プロトコル、その指令に基づいて動作するアーキテクチャ、など解決すべき技術課題を明らかにした。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 青山友紀: "フォトニックネットワークの展望" 電子情報通信学会誌. 7月号(掲載予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 田島佳武: "適応型キャッシュを用いたリライアブルマルチキャストブロトコル" 情報処理学会マルチメディアと分散処理研究会. 98DPS90-11. (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 田島佳武: "リライアブルマルチキャストにおけるアクティブネットワークサポート" 電子情報通信学会情報ネットワーク研究会. (発表予定). (1999)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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