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ネットワーク新時代における情報処理教育のコアカリキュラム

研究課題

研究課題/領域番号 10898013
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 計算機科学
研究機関東京農工大学

研究代表者

中森 眞理雄  東京農工大学, 工学部, 教授 (00111633)

研究分担者 河合 和久  豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (10186041)
土居 範久  慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (50051553)
柴山 潔  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 教授 (70127091)
高橋 延匡  拓殖大学, 工学部, 教授 (70111630)
磯道 義典  広島市立大学, 情報科学部, 教授 (90116533)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードカリキュラム / 情報処理教育 / コンピュータサイエンス / ネットワーク
研究概要

本研究の代表者と分担者は、かつて、情報処理学会を中心に、コンピュータサイエンスのモデルカリキュラムJ90を作成した。しかし、それは8年前のものであり、今日の時代の要請には合わない。特に重点的に検討すべき点は、情報ネットワークに対応した教育である。われわれは、このような問題意識のもとに、情報工学の教育で取り上げるべき内容を検討した。
また、大学等の教育機関における情報処理教育の評価についても、検討した。さらに、初等中等教育における情報処理教育についても、何を取り上げるべきかについて検討した。
主な結論は次のとおりである。
1 情報ネットワークの時代の情報処理教育は、従来の情報処理教育と、本質的に異なるものではない。したがって、例えば、機械語によるプログラミングの演習などは不可欠である。
2 しかし、機械語プログラミングが扱う対象がビット、バイト、語、レコードなど、比較的小さな単位であるのに対して、情報ネットワークの時代には大きな単位でプログラムや処理を考えるセンスが必要になる。この意味で、教育方法のスタイルは変わらざるを得ない。
3 情報ネットワークの時代には、コンピュータサイエンスにおいて、人と人とのコミュニケーションが大きな部分を占める。したがって、社会に目を向けた教育が必要である。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 岡本 秀輔: "命令フェッチをプログラム制御するプロセッサ・アーキテクチャ" 情報処理学会論文誌. 39. 2509-2518 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 河原 達也: "音声言語を用いた仮想空間との対話による試着システム" 情報処理学会論文誌. 39. 1266-1275 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 伊藤 祥司: "周期境界要素を持つブロック5重対角行列群へのRotated Altenative LU分解法の適用について" 情報処理学会論文誌. 39. 153-155 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 永井 孝幸: "入力誤差を反映した凸包問題とその解法" 電子情報通信学会論文誌(DI). 81. 615-625 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 桝田 秀夫: "衝突検出機構のないマルチアクセスチャネルでの自己安定リーダ選択アルゴリズム" 電子情報通信学会論文誌(DI). 81. 626-638 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書
  • [文献書誌] 平田 博章: "マルチスレッドプロセッサおよび1チップマルチプロセッサのための命令キャッシュ構成・命令フェッチ方式の性能比較" 電子情報通信学会論文誌(DI). 81. 718-727 (1998)

    • 関連する報告書
      1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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