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VSAT衛星回線を利用したシベリア環境研究分散型データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 10898019
研究種目

基盤研究(C)

配分区分補助金
応募区分企画調査
研究分野 環境保全
研究機関東北大学

研究代表者

佐藤 源之  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (40178778)

研究分担者 佐竹 誠  郵政省 通信総合研究所, 主任研究官
明日香 壽川  東北大学, 東北アジア研究センター, 助教授 (90291955)
宮本 和明  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (90150284)
横山 隆三  岩手大学, 工学部, 教授 (60005395)
吉田 忠  東北大学, 東北アジア研究センター, 教授 (60004058)
研究期間 (年度) 1998
研究課題ステータス 完了 (1998年度)
配分額 *注記
3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
1998年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
キーワードシベリア / VSAT / 環境計測 / リモートセンシング / 分散型データベース
研究概要

本研究はシベリア地域と日本を包括する衛星ネットワークを利用した分散型データベースの構築・運用法の確立をめざすための企画調査を目的としている。本分散型データベースはシベリアを対象とする自然資源環境研究、資源開発研究、更に資源開発と環境に関わる持続可能性に立脚した資源環境会計研究などに利用されることを目的としており、将来的には東北大学に限らず国内のシベリア研究者に広く利用できるシステム構築をめざしている。また同時に国内複数研究機関ならびにロシアの研究機関との国際共同研究を立ち上げるための調査と位置づけられる。
旧ソビエト連邦体制で蓄積された自然科学分野のデータは膨大であり、その有効利用も大きな課題となっている。ロシア衛星の民生利用が始まっているが、通常の学術雑誌などで得られる情報は極めて限られている。今回は環境計測を主目的として、ロシアで取得できるリモートセンシングデータについてロシア側研究機関を訪問しとレビューを受けた。また日本国内で入手可能なシベリア、モンゴル、中国地域のリモートセンシングデータについても国内研究者との討論などを通じて資料収集を行った。
更に1998年4月に運用を開始した東北大学東北アジア研究センターとロシア科学アカデミーシベリア支部間のVSATシステムの利用を想定し、多方面からネットワークの利用を検討した。また分散型データベースの運用については地球物理学、リモートセンシングによる環境計測、生物環境の3分野についてロシア側研究者のレビューを受けながら研究計画の構想を行った。この成果に基づき、ロシア科学アカデミーGISセンターと共同で市販データベースシステムであるOracle8を利用した分散型データベースの構築ならびに運用について共同研究の実施について合意を得ることができ、1999年度には実験を開始する予定である。

報告書

(1件)
  • 1998 実績報告書

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公開日: 1998-04-01   更新日: 2016-04-21  

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