研究課題/領域番号 |
10CE2001
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研究種目 |
特別推進研究(COE)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
白石 隆 京都大学, 東南アジア研究センター, 教授 (40092241)
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研究分担者 |
加藤 剛 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (60127066)
田中 耕司 京都大学, 東南アジア研究センター, 教授 (10026619)
古川 久雄 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (00026410)
市川 光雄 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (50115789)
小杉 泰 京都大学, 大学院・アジア・アフリカ地域研究研究科, 教授 (50170254)
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研究期間 (年度) |
1998 – 2002
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研究課題ステータス |
完了 (2002年度)
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配分額 *注記 |
882,197千円 (直接経費: 842,459千円、間接経費: 39,738千円)
2002年度: 172,197千円 (直接経費: 132,459千円、間接経費: 39,738千円)
2001年度: 170,000千円 (直接経費: 170,000千円)
2000年度: 170,000千円 (直接経費: 170,000千円)
1999年度: 175,000千円 (直接経費: 175,000千円)
1998年度: 195,000千円 (直接経費: 195,000千円)
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キーワード | 地域研究 / アジア・アフリカ / 地域間研究 / グローバリゼーション / 近代世界システム / 文化再編 / 国民国家 / 生態環境 |
研究概要 |
本プロジェクトは、地域の成り立ち(The Making of Regions)について先端的で知的刺激、洞察力に富んだ研究を行い、アジア・アフリカの地域研究者であればだれでも一度は訪れてみたい、そこで研究してみたい、そう思うようなアジア・アフリカ地域研究の世界的中核研究拠点を作ることを目的とした。そのために、地域研究のもつ可能性、これから進むべき方向を示すような先端的で知的刺激、洞察力に富む研究を推進するとともに、研究成果の出版、文献・画像資料をはじめとする情報資源の整備、世界的な地域研究者のネットワークの構築にも重点を置いた。 特筆すべき成果の第一は、東南アジア、南・西アジア、アフリカの各研究クラスターと地域間比較研究会を中心として、人々の日常生活、人々の社会的、文化的、経済的つながり、地域システム・世界システムの三つのレベルで展開された先端的な研究活動である。これらの成果は、論文174編、図書38冊などとして公表・出版された。また、読売・吉野作造賞や毎日出版文化賞などを受賞し、国内外においてその研究成果が認められている。 第二の成果は、情報資源の整備である。本プロジェクトで集積された文献資料は図書が合計約8万冊、人工衛星画像62シーン、地図類1,122葉などで、日本のアジア・アフリカ地域研究において有数の規模となった。図書資料の半数近くはアジア・アフリカ諸語であり、言語数は40を超えている。これらの文献資料の大部分はすでに登録を終え、オンライン検索などを通じて利用が可能である。 第三の成果は、平成12年度に開催した"Area Studies : Past Experiences and Future Visions"や平成14年度に開催した"Regions in Globalization"などの国際シンポジウムを通じて、アジア・アフリカの地域研究の世界的拠点としての地位を確立したことである。
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