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新規RNA感受性蛍光素子を用いたアメフラシ感覚神経細胞内mRNA動態観察

研究課題

研究課題/領域番号 10F00212
研究種目

特別研究員奨励費

配分区分補助金
応募区分外国
研究分野 神経化学・神経薬理学
研究機関京都大学 (2011)
独立行政法人理化学研究所 (2010)

研究代表者

見学 美根子 (2011)  京都大学

岡本 晃充 (2010)  独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, ユニットリーダー(独立主幹研究員)

研究分担者 WANG D.  
オウ タン  独立行政法人理化学研究所, 岡本独立主幹研究ユニット, 外国人特別研究員
研究期間 (年度) 2010 – 2011
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2011年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2010年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード励起子相互作用 / 蛍光イメージング / 蛍光色素 / mRNA / アメフラシ
研究概要

神経細胞内のmRNA動態観察において、RNA配列の染め分け、つまりマルチカラー核酸解析は、mRNAのライブセルイメージングの原点としてどうしても確立したい技術である。それが可能になれば、アメフラシの神経細胞の中でのmRNAのトラフィックスのモニタリングへ応用できるようになる。
本年度は、まずモデル系として、励起子制御機構にのっとった新規蛍光プローブ群を用いて、ヒトガン細胞(HeLa細胞)およびマウス神経細胞(海馬から取り出す)における新規mRNA蛍光検出法へと展開した。ここで検討されたプローブは、チアゾールオレンジ色素の色素間励起子結合効果を利用しており、標的のmRNAと結合した場合にだけ488nm励起により強い蛍光を発する。われわれは、まず細胞内mRNA分布の静的観察のために、このプローブを用いた蛍光in situハイブリダイゼーション法を確立した。この方法は、ガラスプレート上に固定化した細胞に対し、新規蛍光プローブを含む溶液を加えるだけである。これにより、従来までの蛍光in situハイブリダイゼーション法で用いられてきた工程を大きく簡便化することができた。この新規観察法を通じて、mRNAが細胞内でどのように分布しているかを蛍光発光によって確認することができた。この方法は、次の段階として目指すべきである神経細胞内のmRNAのトラフィックの観察に有用であると思われ、引き続き研究を進めることによって、新たな蛍光観察法の確立を目指したい。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 神経シナプスに局在するRNAエレメントの同定2010

    • 著者名/発表者名
      王丹
    • 学会等名
      第12回日本RNA学会年会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2010-07-28
    • 関連する報告書
      2010 実績報告書

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公開日: 2010-12-03   更新日: 2024-03-26  

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