研究課題/領域番号 |
10F00777
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 外国 |
研究分野 |
機能物質化学
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
HILL P.Jonathan (2012) 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA研究者
JONATHAN P.HILL (2011) 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA研究者
JONATHAN P. (2010) 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, MANA独立研究者
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研究分担者 |
SANCHEZ Ballester (独)物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 外国人特別研究員
SANCHEZ BALLESTE (独)物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 外国人特別研究員
M.N.SANCHEZ Ballester 独立行政法人物質・材料研究機構, 国際ナノアーキテクトニクス研究拠点, 外国人特別研究員
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2012年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2011年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2010年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
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キーワード | マンガン / 鉄 / 配位高分子 / 有機・無機ハイブリッド / ナノ構造体 / 液晶 / ナノ物質 / 金属錯体 / ナノロッド / メソスコピック / ハイブリッド |
研究概要 |
無機物質と有機物質の両方の特性を兼ね備えかつナノメートルレベルの構造特性を持つ物質の合成は、様々な機能材料の開発にとって重要である。本研究では、マンガンと鉄を含む配位型の有機・無機ハイブリッドを新たに合成開発した。配位高分子(Coordination Polymer)としてはこれまでに報告のない種類のものであること、遷移金属の酸化物が組み込まれた新しいタイプのハイブリッドであること、二量体と三量体のマンガンクラスターの中間的な状態を持つ大変希少な形態であることなどが、結果としてわかった。これらの化合物合成は、物質科学上の研究ということだけではなく、生体内の金属クラスターの模倣という点からも進められている。本研究の成果は、いくつかの論文上で発表したが、特にDalton Transaction誌においてその詳細を報告した。また、いくつかの金属酸化物のナノ構造体の合成を室温条件下で行ったところ、そのうちに非常に比表面積地の高いものが得られた。この物質の特性をさらに検討するため、スーパーキャパシターやORR電気触媒反応の検討も行った。さらに、新規なキレート型ナノ粒子の合成と太陽光変更素子への応用も手がけた。後者の二つの研究テーマを次のポジションでも継続的に進める予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初予定していたマンガン・鉄系のハイブリッド物質の開発に加えて、いくつかの新しい成果が当初の期待以上に得られた。
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今後の研究の推進方策 |
JSPS外国人特別研究員の任期を終えた後、同じ研究グループのG8プロジェクトに参画している。そこでは、今回開発したような金属クラスターやハイブリッドをクレイナノチューブに固定化して、耐腐食性素材の開発などを研究している。
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