研究課題/領域番号 |
10J06874
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研究種目 |
特別研究員奨励費
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
放射線科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
石原 佳知 京都大学, 医学研究科, 特別研究員(DC1)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2012年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2011年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2010年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 放射線治療 / モンテカルロ / Monte Carlo / 四次元 / 動体追尾 |
研究概要 |
平成24年度(最終年度)は、これまでに開発した4次元線量計算システムのスパコン利用による高速化、及び合算位相数最適化の検討を行った。 前者においては512コアのスパコンシステムを用いて、1症例あたりの4次元線量計算時間を従来システムの約24時間から約6時間にまで短縮し、線量計算結果は同等のまま約4倍の高速化を実現した。後者においては呼気相を基準とした4位相合算の4次元線量結果が従来の10位相合算の結果と比べ、腫瘍においては1.0%以内、危険臓器においては2.5%以内とほぼ同じであることを定量的に評価した。これにより線量計算精度を担保しながら2.5倍の高速化が可能であることが示唆された。 これらの結果により従来のシステムによる計算時間を約10倍高速化した。 これらの研究成果をWorld congress Medical Physics and Biomedical Engineering 2012、第54回The American society for therapeutic radiology and oncology annual meeting、Third International Conference on Real-time Tumor-tracking Radiation Therapy with 4D Molecular Imaging Techniqueにおいて報告を行った。
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