研究課題/領域番号 |
10J07875
|
研究種目 |
特別研究員奨励費
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 国内 |
研究分野 |
教育社会学
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
川口 純 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 特別研究員(DC1)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2012年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2011年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2010年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
|
キーワード | 教員養成 / 教員のモチベーション / 離職率 / 無資格教員 / 途上国の教員 / 地域と学校 / 費用対効果分析 / FTI / 国際教育協力 / 教育社会学 / カリキュラム改革 / 国際開発学 / 国際援助政策 |
研究概要 |
本年は、当初の計画通り、研究3年目ということで、研究成果を発信していくことを最重要点課題としていた。これまでも研究結果発信のため、論文発表や学会発表を継続的にしてきた。今年は、新たに論文を執筆すると同時に、これまでの論文を再度、纏めて加筆、修正を加えることも課題とした。再校正を加えたものを中心に、2月に博士論文を提出した。5月の口頭試験においては、多少の修正箇所は指摘されたが、7月の最終審査で合格することが出来た。博士論文の審査に合格したため、当初の計画を早めて9月に博士課程を修了した。 計画よりも、半年間早めてした理由は、対象地域のマラウイにおいて、研究協力者が期待した以上の協力、尽力をして頂いたためである。他にも、指導教官が当該年度の9月から研究休暇に入るため、研究指導を集中して実施して頂いた。論文内容は、今後出版に向け、再度校正していく計画である。 研究の内容としては、これまで教員養成課程が教員に与える影響を中心として研究してきたが今後は、社会の中における教員の位置づけ、教員と地域の在り方についても検証を深めていきたい。つまり、学生教員が、教員養成課程に入学する前に、如何なる状況であったか、そして教員養成課程を修了した後に社会の中で如何なる社会状況になっているか、ということを含めて研究を推進していきたいと計画している。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
当初の計画では、3年をかけて博士論文の執筆を計画していたが、研究協力者のご尽力を頂き、2年半で調査、分析、論文執筆の全てを終了することが出来た。もちろん、研究としてまだ課題が山積しているが、今後さらなる研究を進めて、より意義深い研究にしていく計画である。
|
今後の研究の推進方策 |
今後は、社会の中における教員の位置づけ、教員と地域の在り方についても検証を深めていきたい。つまり、学生教員が、教員養成課程に入学する前に、如何なる状況であったか、そして教員養成課程を修了した後に社会の中で如何なる社会状況になっているか、ということを含めて研究を推進していきたいと計画している。
|