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シリルケテンの効率的合成法の開発とその有機合成への応用

研究課題

研究課題/領域番号 11119258
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

塩入 孝之  名古屋市立大学, 薬学部, 教授 (20012627)

研究分担者 青山 豊彦  名古屋市立大学, 薬学部, 助教授 (80080191)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
キーワードケテン / シリルケテン / 複素環構築剤 / オキシインドール / 1-アザアズレン-2(IH)-オン
研究概要

ケテン(CH_2=C=0)は古くから有機合成に用いられている重要な反応剤であるが,室温では気体で強い刺激臭が有る上に毒性が強く,しかも容易に二量化する取り扱いにくい反応剤である。一方シリルケテン(R_3SiCH=C=0)は蒸留可能な液体で,二量化することもなく長期保存可能な安定かつ安全な化合物である。我々はこのシリルケテンの効率的合成法を検討すると同時に,複素環化合物の構築剤として応用すべく研究を行ってきた。効率的な合成法の開発については,種々検討したが,残念ながら未だ大量合成に向く方法を見出していない。しかし複素環化合物の合成への応用は,大いに発展し,ユーピラノン,イソクロメン,ユーピリドン類の新規合成法の開発に成功した。更にシリルケテンとニトロンおよびN-アリールイミノトロポンとの反応を検討した結果、オキシインドールの新規合成法ならびに,1-アザアズレン-2(IH)-オン誘導体の新規合成法を,それぞれ開発することに成功した。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 塩入孝之: "Silylketenes as a Useful Building Block for Heterocycles"J. Heterocyclic Chem.. 36. 1555-1563 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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