• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

前周期遷移金属錯体と14族化合物との反応

研究課題

研究課題/領域番号 11120202
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関北海道大学

研究代表者

高橋 保  北海道大学, 触媒化学研究センター, 教授 (30163273)

研究分担者 原 隆一郎  北海道大学, 触媒化学研究センター, 助手 (30281851)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
キーワードジルコノセン / 触媒反応 / 量論反応 / ヒドロシリル化 / グリニャール / ジハロアルカン / 酸化的付加
研究概要

2価のジルコノセン錯体と14族元素との反応では、酸化的付加によるシリル錯体の生成の他に、我々はシリル-水素結合が配位した中間体が、ジルコニウムとシランとの反応において重要な役割をもっていると考えている。これらの仮説から種々の新規反応の設計が可能となっていくるが、今回、ジフェニルシランのようなジヒドロシランとグリニャールとの反応について検討を行い、新しい展開をおこなった。ジフェニルシランとイソプロピルグリニャールとは反応しないが、ジルコノセンジクロリドを量論量加えるとイソプロピルグリニャールは反応して炭素-ケイ素結合が生成する。しかしながら驚いたことにイソプロピル基が導入されるのではなく、n-プロピル基が導入されている。それでジルコニウム上でイソプロピル基が一旦プロピレンに変換されてからヒドロシリル化が進行していることがわかった。この反応は量論反応であるが、この反応系にジハロプロパンのようなジハロアルカンを加えると、酸化的付加のステップをつくることができて、ジルコニウムに対して触媒的に反応が進行することを見い出した。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi