研究課題/領域番号 |
11124244
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研究種目 |
特定領域研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 群馬工業高等専門学校 |
研究代表者 |
小島 昭 群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 教授 (40042593)
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研究期間 (年度) |
1999
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研究課題ステータス |
完了 (1999年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1999年度: 2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
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キーワード | 炭素繊維 / 生物親和性 / 微生物固着 / 水質浄化 / 下水処理 / 生物活性 / 炭素材料 |
研究概要 |
炭素繊維に微生物が迅速かつ大量に固着する現象が見つけられた。この現象は、河川、池水、都市下水などの水質浄化、汚染処理、藻場形成へと展開された。 炭素繊維を使った水質浄化技術の特徴は、(a)活性が持続する、(b)炭素繊維に形成された生物膜がはがれない、(c)発生する汚泥が極めて少ないなどであった。また、炭素材料は、微生物に対して特異な増殖挙動や、活性を示した。 本研究は、炭素繊維が示す活性汚泥の大量固着挙動を解明するために、炭素繊維へ活性汚泥、原生動物および細菌などの微生物(微小生物)が迅速に固着現象に影響を与える諸因子について検討した。 検討項目は、(1)炭素繊維関係、(2)炭素繊維の表面処理関係、(3)汚泥関係、および(4)浸漬条件関係などであった。汚泥の早期固着は生物膜の迅速形成になった。本実験結果を総括し対生物用炭素材のマクロな形態、ミクロな表面構造の構築に結びついた。
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