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クォークとレプトンの系におけるCPの破れの統一的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11127209
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関大阪大学

研究代表者

高杉 英一  大阪大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00135633)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードニュートリー混合 / 超対称性 / ニュートリノ質量行列 / 大きな混合角 / CPの破れ
研究概要

ニュートリノの質量と混合の起源を、ニュートリノの質量行列を統一理論にもとづいて構築する視点から考察を行った。
1.超対称SO(10)大統一理論の立場から、ニュートリノの質量と混合を、クォークの質量と混合を含めて統一的に説明する模型を提唱し、解析を行った。この理論では、太陽ニュートリノに関する混合は小さく、大気ニュートリノに関する混合は大きい事が自然に導くことが出来た。(論文1)
2.大気ニュートリノに関する大きな混合を導くには、質量の固有状態である、2番目と3番目の間の混合を出来るだけ45度近くにする必要がある。この45度の混合角がDemocratic-typeの質量行列を考察すると自然にでること、、またこの場合大きなCPの破れが起こることを見つけ、更にこの質量行列がZ_3対称性を要求することで自然に導かれる事を示した。(論文2)
これから更に、上記の研究を継続し、特にCPの破れの起源を探っていく。また、レプトン数の破れの過程である、電子・電子衝突の研究を続ける。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] K. Oda, E. Takasuhi, M. Tanaka, M. Yoshimura: "Unified explanation of quark and lepton masses and mixings in the supersymmetric SO(10) model"Physical Review. D59. 0556611-0556612 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] K. Fukuura, T. Miura, E. Takasugi, M. Yoshimura: "Lange CD violation, Large mixings of Kleutrinos and Democratic-type neutrino nass matrix"Physical Review. (in press).

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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