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ソフトウェアイベントビルディングによるオンラインデータ収集システムの研究

研究課題

研究課題/領域番号 11127215
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関高エネルギー加速器研究機構

研究代表者

伊藤 領介  高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教授 (90193531)

研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードイベントビルダー / データ収集システム / ネットワーク
研究概要

昨年度迄の研究により、ソフトウェアイベントビルダーの基本的な部分、すなわちFastEthernetによるデータ転送、および受けとったデータのイベントビルディングのソフトウェア開発は一応完了しており、それぞれのプロトタイプが存在していたので、本年度はこれを用いて実際にBELLE実験に使用するための最終的なシステムの設計を行なった。本研究の最初のデザインでは12個以上からなる検出器サブシステムからのデータを1台の大型のSMPサーバーで受け、その上のソフトウェアでイベントビルディングを行う方針であった。しかしこのためのSMPサーバーが大変高価であるという問題があった。最近では小型のPCサーバーが大幅なコストダウンを達成しており、これを使用することで大型のSMPサーバーの1/10程度のコストで同等の性能を出すことができる。しかしこの場合は1台のサーバーでは能力に限界があり、所定の性能をだすことができない。そこで、このようなPCサーバーを複数ネットワークで接続した環境で、ソフトウェアイベントビルディングを行なうことができるようにソフトウェアの改良を行なった。また昨年まではネットワークにFastEthernetを使用していたが、さらに高速なGigabitEthernetの使用を試み、2入力1出力の場合で40MB/sec迄の転送速度がだせることを確認した。以上のような変更を基に、ソフトウェアイベントビルダーを用いたBELLEでデータ収集システムの設計を行ない、Computing in High Energy Physics国際会議で発表を行なった。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] R.Itoh et al.: "BELLE DAQ System-Status adn Future-"Computer Physics Communication. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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