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物質循環プロセスに適応したセラミックス作製技術の研究

研究課題

研究課題/領域番号 11128228
研究種目

特定領域研究(A)

配分区分補助金
研究機関名古屋工業大学

研究代表者

小澤 正邦  名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (30252315)

研究分担者 鈴木 傑  名古屋工業大学, 工学部, 教授 (50024287)
研究期間 (年度) 1999
研究課題ステータス 完了 (1999年度)
配分額 *注記
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードセラミックス / 陶磁器 / 魚あら / ゼロエミッション / 物質循環 / アパタイト / 環境
研究概要

セラミックス及び陶磁器製造において利用可能な物質を他の産業排出物から見いだし、これらを有効に利用するために必要な従来のセラミックス作製プロセスの修正、改善技術の研究を行った。また他産業排出物の取り込みを可能にするようなセラミックス原料化の研究を志向した。セラミックスの各種プロセス-選別、粉砕、造粒、成形、焼成、加工-の現状技術を有効に利用した他産業排出物の取り込みとそれらの新規材料化の可能性について研究した。原料となる排出物は、窯業原料とそのリサイクル化原料以外から選定することとし、その前提となる従来の窯業原料リサイクルについても現状を調査した。セラミックスの工程上で、排出廃棄物の再原料化、新規窯業原料として低品位原料の利用、加工廃棄物の再原料化等の試行があることがわかった。また、付加価値の高い他産業排出物として水産加工業から排出される魚あらから抽出した無機成分のセラミック材料化のために要素技術の開発を試みた。組織観察および分離工程等の改善を行い、粉体原料としたのち、成形、焼成しセラミックスを作製した。焼成体はハイドロキシアパタイトよりなり機能性セラミックスとして高性能が期待できる。成果の一部は環境科学会や日本セラミックス協会シンポジウムで発表した。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 小澤正邦 他: "産業ゼロエミッションとのセラッミックスの産業連関性"日本セラミックス協会第12回秋季シンポジウム予稿集. 2B13 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 小澤正邦 他: "物質循環プロセスに適応したセラミックス作製技術の研究"環境科学会1999年会要旨集. 2P41 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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