各プラントなどにおける物資やエネルギーのInput-Output情報の有機的な結合の可能性を探り、ネットワークとしてその情報を提示するゼロエミッションシミュレータを開発してきたが、今年度はこの成果を踏まえて、プラント間の結合が有効に行えない場合にどのような再資源化技術を活用すると良いかなどを考慮する機能をシミュレータに搭載し、小規模の現実のデータを用いた簡単な動作実験を行った。この結果、当初の期待通りの成果が得られることを確認した。この他にいろいろなシミュレーション結果を表示できるようにインターフェース機能の改良などを進め、今年度の研究計画を終了することが出来た。
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